Soul Therapist Leiya れいあ

Soul Therapist Leiya れいあ

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はい、れいあです。

本日は、自由が丘グリーンフラスコ主宰の林先生の講座を受けてきました。
前回は3月だったのですが実はこのシリーズ今回で最後になっている模様。
というのもこちらの教室の場所が来週から建て替え工事になってしまったのです。


最終講座は「生体防御・炎症・疼痛と植物療法」について。
誰でも受けられますが、ある程度メディカルハーブやアロマセラピーなどの植物の化学について知っていることがベースになります。



なぜ炎症が起きるのか

炎症にはどんな種類があるのか

どのようなハーブやアロマがどんなときにあっているのか。

「炎症」

というと一般的に風邪ひいたり、なにか痛みを生じると起きてくるイメージを持ちますが
無痛症という形でアルツハイマーやしみなども炎症の範疇になってきます。

痛みやかゆみは生体機能としては「異常がおきてるお知らせ」なのですが
「正しい炎症」であればコトがすめばそのまま終わります。
問題は「慢性化した炎症」なのだそうです。

自然療法においては心も同じであるという見方をするようです。

炎症反応というのは炎症性サイトカインが出されるわけですが
サイトカインというのはホルモンの一種で、
聞いたことがあるかもしれませんがマクロファージやインターフェロンなんかがこれにあたります。
このサイトカインというのは、心だとうつを引き起こす原因ともいわれているそうです。

うつには「セロトニン(5-HT)仮説」があります。
うつの薬はわたしもお世話になっていましたが、
三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬の時代によく飲んでいました。
たとえばアナフラニール(クロミプラミン) だとかトリプタノール(アミトリプチリン)とか。
四環系だとルジオミールなんかを飲んでいました。
三環系は一番古い抗うつ薬になります。
やたらのどが渇いたなという記憶がありました。
2000年代になり、SSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害薬)などが解禁されました。
わたしは当時パキシルとトレドミンを飲んでいました。

しかしセロトニン仮説、モノアミン仮説というのは、うつを引き起こすというのには不十分な説明でしかないのです。
薬学や医療の臨床の世界ではエビデンスを中心に証明をしていかなければいけないんですが
メカニズムがわからないまま薬になった経緯があります。
このセロトニン仮説だけでSSRIは1000億以上の売り上げがあります。
これはなにも心の薬に限ったことではありません。
アスピリンもメカニズムが正確にわからないまま75年がたったのだそうです。
林先生は薬剤師出身ではありますが、薬学についていろいろと疑問をもっている方で
製薬はやり方が乱暴だと話されていました。
ちゃんとしたエビデンスをもたないまま市場のルートに乗るわけですからね。

「確かに患者側からしたら、治ればどうでもいいのかもしれない。」

「日本の医療は抗生物質を使いすぎるので患者側はもっと学ぶべきだ」

ということを随所でおっしゃっておりました。
いまの医学に対するアンチテーゼでもありますね。
こういうような話が講義中はちょいちょいでてきます。

セロトニン仮説で説明されているハーブはセントジョーンズワートです。
いまでこそうつの治療として有名になったハーブではありますが
それ以前は抗炎症作用などで知られていました。

人体の中ではつくれない脂肪酸として
リノール酸
リノレン酸
アラキドン酸
があるのですが
この中のアラキドン酸がホスホリパーゼAという酵素によって切り取られることで炎症がおきてくるのだそうです。
この酵素を阻害することで炎症はおさまるのですが
このホスホリパーゼを阻害するのがステロイド剤になります。
ステロイド剤は害が有名になっておりますが
免疫をおさえてしまうこと、感染症のおそれやその他の副作用もいわれています。
そこで非ステロイド抗生剤としてアスピリンがあるのですが
アスピリンはウィローやメドウスイートからサリシンという成分が見つかり開発されたものです。

こんなふうに現代の薬剤はもともとはハーブやアロマの自然の成分がもとになっています。
これを遡るとやはりペニシリンの発見にまでなってしまうのですが
ペストなどが流行していた中、当時は画期的なものだったのですが
やはり切った貼ったの対処療法、アロパシーであって
時代の流れで人々の症状なども変わり、
いまはホリスティックなものの見方が必要とされているというわけです。

どんな病気も、その背後には「炎症」が慢性的にあります。

話はモルヒネやマリファナにも及んでいきました。

ジギタリスはジキトキシン
コカはコカイン
ケシはモルフィネ

というように麻薬性鎮痛剤があります。
モルヒネの歴史は痛みとの闘いの歴史でもあるのです。
ちなみにモルヒネはギリシア神話の眠りの神でもあるヒプノス(Hypnos)の子である
夢の神モルフェウス(Morpheus)の名に由来しています。

そして医療用大麻の話にも及びます。

面白かった?逸話があって
林先生は日本のメディカルハーブ界の第一人者でもありますが
大阪府警の方がハーブについて教えてくれといってきたのだそうです。
林先生は、というかわたしもそうですが
「ハーブは飲むもの」という認識があります。
でも大阪府警の方は
「ハーブは吸うもの」
という認識でお互い話していたそうで
大阪府警の人たちも林先生もお互いの見識の違いに驚いたといっていました。
確かにハーブを飲むより吸入で脳にいかせたほうが早いのだろうけど・・・
ということで脱法ハーブとメディカルハーブで
同じハーブでも種類や扱い方の違いで話が通じなくなるものなのですね(苦笑)

痛みというのは「トータルペイン」(全人的な痛み)として
・身体的な痛み(炎症や疲労など)
・精神的な痛み(不安や怒りなど)
・社会的痛み(経済的損失、家庭内の不和など)
・スピリチュアルな痛み(緩和ケアなど)
があげられ、多くはこれらが複合的になってきます。
そして話は緩和ケアについてに及びました。
講義後半はメディカルハーブについて個々の説明です。

もちろん講義はすごく毎回楽しいのですが
なんといっても林先生はそれ以外の余談の部分が楽しいんですよね。

たとえばコーヒーの話しがありました。
カフェインは1960年代など昔は目の敵にされていました。
しかし、ここ10年で、コーヒーの健康効果が注目されてきました。

コーヒーの成分はカフェインの他
カフェ酸、クロロゲン酸、ニコチン酸、トリゴネリンなどがあります。
このトリゴネリンは認知症や脳の老化によいという研究がされているそうですが、焙煎すると減ってしまうんだそうです。
そこでトリゴネコーヒーというトリゴネリンをたくさん含むコーヒーなんかも出ているんだそうです。
先生はこの話をしながら
「もうなにがなんだか^^;」
みたいなかんじではいましたがw

カフェインというのはアルカロイドで、血中半減期は4-6時間なんだそうです。
よく
「夜コーヒーを飲むと眠れなくなる」
といったりすることが科学的にも血中濃度としていわれているそうです。
また、クロロゲン酸については体内に入るとカフェ酸とフェルラ酸に分解されるそうなのですが
フェルラ酸というのは認知症によいもので
認知症などに一定の効果とされているフェルガードの成分になるのだそうです。

こんなふうにコーヒーは現在では健康によいものとしていわれていますが
わたしも昔「子どもは飲んじゃダメ」って飲ませてくれなかったなぁ。。。

林先生が言うには、このような様々な研究というのは

「どこからお金が出ているのか」

に注目したほうがいいといっていました。

というのも何かについて研究するとして、効果やよくない結果が出ることもやはりあるわけです。
しかし研究機関によっては、いい結果が出なかった研究を公表しなかったり、なかったことにすることもあるんだそうです。
研究を行うにはかなりのお金も年月もかかります。
なのでこのところの傾向として、どんな研究をするのか、最初から登録するようになってきたのだそうです。
だから、研究結果どうだったというようなことがいたるところでありますが
その研究はどこが出資しているのかというのはすごく大事なことなんだそうです。

コーヒーの研究についてはネスレがかなりやっているらしく、
ある程度お金に余裕のある機関でなければ研究できないことだと話されていました。

これまでコーヒーに対する、カフェインに対する認識が
こういう研究について公表され、これまでの説を覆すというのは
やはり大きな機関の研究でないとなかなかむつかしいのが現状なんだそうです。
ネスレはコーヒー、マテ、お茶の研究をしていたそうで、それに含まれるポリフェノールを調べたんだそうです。
ネスレの研究かどうかわかりませんが、WHOが以前、マテについて食道がんとの関連性を指摘したことがあったのだそうです。
しかしこれについて疑問を持ったところが調べていったところ、
マテを現地の人たちは60度くらいの高温で飲んでいることがわかり、
熱による炎症で粘膜が傷つき、ガン化していったということが証明され、このWHOの指摘は払しょくされたんだそうです。

ヨーグルトは体にいいということが市民権を得るようになったりしたのはダノンの研究結果だそうで、
研究した結果が企業の宣伝となり商品が売れていくメカニズムが市場にはあるので
どこまでの研究がされているのかを知るのに、そのバックボーンを知ることは大切なんだそうです。

その中で大塚製薬の話が出てきました。
先ほど医療用大麻の話しを少ししましたが
サティベックス(Sativex)というカンナビノイド系がん疼痛治療剤があるのですが
日本では大麻についての研究が禁止されているそうで、だいぶ遅れているのですが
これについてアメリカの企業と大塚製薬はライセンス契約を結んでいるそうです。
精神疾患などの治療などにも使っていく方針だそうです。
https://www.otsuka.co.jp/company/release/2007/0214_01.html

大塚製薬あたりは、最初製品が売れなくてもとにかく売れるまで研究したり徹底的に売れるまでやる会社だといっていました。
ポカリとかもそうだし、ファイブミニなんかも
最初食物繊維は何の栄養もないといわれていたわけですが
いまとなってはとても大切な成分といわれているように
研究と宣伝があって、市民権を得るものが多く
世の中の見方が一気に変わっていくケースが多いんだそうです。
これは時代と共に価値観が変わっていくことを意味しています。

実はこの大塚製薬、四国に本格的なスパ施設を作っています。

ホテル リッジ
http://hotel-ridge.co.jp/own/hotelridge.asp

10組しかとらないというめちゃくちゃラグジュアリーで大人なスパホテルです。

林先生曰く

「お値段も大人向けです^^;」

といっていましたw

ソフィアフィトセラピーカレッジの理事長である池田明子先生(梅沢富美男さんの奥様)もいらしていて(前回もいらしてました)
ここの近くの牧野植物園(植物学者である牧野富太郎博士で日本の植物分類学の基礎を築いた人の植物園)に行きたいと話されてらっしゃいました。
池田明子先生と林先生の二人の会話は植物学すぎて、めちゃくちゃマニアックで聞いていてもついていけません(笑;

そんな中、たんぱく質が腸内細菌を合成する話になりました。
食物繊維をたんぱく質に変えられる人の話とか。
いわゆる不食の人ですね。
ブレサリアン(気食の人)といいます。
ブレス(呼吸)だけで生きられる人たちです。
わたしからしたら。。。
食べる楽しみがないなんてもったいない!(笑
ってかんじなんだけど
林先生も同じことをおっしゃっていました。

その昔はよく「仙人は霞を食べて生きている」なんていいましたが
食べないでも生きていけるのは腸内細菌にカギがあるようです。

林先生は

「これまで当たり前だと思ってきたことは、実は常識ではない。
”当たり前”だとして(常識のくくり的な意味)人をだますのはよくない。
疑ってみることが大切」

とおっしゃっていました。

これまで自分が当たり前できていたできごとがそうではないというのは
コペルニクスの地動説のように180度ものの見方が変わることもあります。
絶対的なものは世の中にはないのです。

そんなこんなのラストの講義でしたが
またどこかで開催したら行きたいと思っていますし、
フィトケミカルなどの林先生の講義などがあって、時間があえば
また行きたいなと思っています。

林先生ありがとうございました。

で、わたしは空気だけ食べて生きていけるような生活は一日たりとも無理なので(笑)
やっぱりおいしいものをおいしくいただきたいわけですよ、ええ。

ランチは、最初ちかくのお蕎麦屋さんを予定していましたが定休日だったので
別にチェックしていた和風パスタ専門店の「こなな」さんに行きました。





和風カルボナーラ。奥に見えるのはお豆腐にとろろがかかったもの。


プチデザート、甘味はみたらし団子でした。飲み物はほうじ茶です。


15時からは30分のお休みが毎回あるのだけど
わたしは近所のメロウブラウンさんにいつもいっています。
こちらのコーヒーとお店の雰囲気が大好きなんですよね。






今回はじめてアフォガードを食べました。
アイスクリーム2個も大きいのがあってびっくりしてしまいました。
わたしはアイスひとつで充分かなぁ。。。(でもその分安くしてほしいけどw)
でも、おいしかったですよ☆


さてさて、明日はレイキサード再受講です。
レイキについてはエネルギーについてなので、かなり深いことを語りたくなってしまうかもしれないので
なかなか記事がうまいこと書けません(笑;;;

それではまた次回!

最後までご覧いただきありがとうございました!


グリーンフラスコ代表 林真一郎氏 インタビュー(薬キャリ)
https://pcareer.m3.com/plus/article/pharmacists-join-medical-science-and-phytotherapy/

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